リーダーシップの本質とは
リーダーになること とは?
僕は22年間、何度かリーダー的立場に立ったことがあります。
そんな中でも、高校2年〜3年で応援団長を務めたことが大きな経験になっています。
前代、前々代の団長は強くてはっきりしてて、ガツガツ尖っているような、でも仲間を思いやること、言葉に筋を通すということは誰よりも貫いていました。
彼らは
周りに頼られ、
ムードメイカーであり、
誰よりもストイックな団員
そんな団長たちでした。
僕はそれこそがリーダーのあるべき姿だと、そう思っていたのです。
僕なりのリーダー
僕は「リーダーのあるべき姿」に憧れ、団長に任命されたからにはそこを目指さなくてはいけない。と思っていました。しかし、僕はあまりにもそのような人物像とはかけ離れ過ぎていると感じていて、本当にやりきることができるのかと不安な毎日を過ごしていました。
結論から言うと、僕が憧れたリーダーのあるべき姿にはなれませんでした。
いつも失敗したり、段取りが悪かったり、みんなをまとめられなかったりと、本当にダメダメな団長でした…でも引退する日に、後輩からかけられた言葉でハッとしました。
「先輩はリーダーのあるべき姿を、前代とは違う形で示してくれたと思います。」
僕が考えていたリーダー像はただの一例であって、必ずしもそうならなければいけないわけではないのだと。後輩から「違う形で示してくれた」という言葉を聞いてそう感じました。
僕は毎回周りの団員に助けられ、団長であることを応援してくれる人もいて、頼りない団長でも「一緒に頑張ってくれる仲間を信じ続ける」これができたからやり切れましたし、僕なりのリーダーを形にできた要因だと思います。
まとめ
リーダーシップの本質は、自分が抱える団体、企業、コミュニティを良い方向に導くことですが、その手段ややり方は人それぞれであるということです。
もちろん自分について来てくれるメンバーにどんな役割が適正なのか、その采配でうまく周りをまわせるのか。考えることは山ほどありますが、リーダーという役割にも、自分に合った手段ややり方があるのです。そんな学びを得た高校最後の1年間でした。
それでは、またあした。